
“学校に行かない・行けない子の理解を深める「保護者」のつどい”を開催しました!
こんにちは。長野県県民文化部こども若者局次世代サポート課です。
8月22日(金)に“学校に行かない・行けない子の理解を深める「保護者」のつどい”をオンラインで行ったところ、保護者の皆さんを中心に支援関係者を含めて180名の方にご参加いただきました。
大変多くの皆さんにご参加いただき、本当にありがとうございます。
当日の様子や参加者の皆さんからの感想などを少し紹介したいと思います。
第1部・今じんこさんトークライブ
エッセイ漫画家・今じんこさんに、ご自身の経験をもとに、お子さんが不登校になったときから現在に至るまでの過程を、4つの時期に分けてお話しいただきました。
それぞれの時期における迷いや悩み、そしてその時々の想いを中心に伺いました。
モデレーターのNPO法人多様な学びプロジェクト代表理事の生駒知里さんには、事前に参加者からいただいていた質問やチャットに寄せられた皆さんの思いや気持ち悩みなどをタイムリーに拾いながら、今さんとのやりとりでさらに深堀りしていただきました。
お2人のご経験や視点から、子どもたちの多様な学びや保護者としての向き合い方について深く考えるきっかけになったのではないでしょうか。
トークライブの感想 | ・当たり前だと思っていた学校への連絡や給食費など、しんどいのは自分だけではなかったことが分かった。 |
---|
第1部・県内の不登校支援に関する情報紹介
県民文化部こども若者局次世代サポート課からは、「長野県フリースクール等情報ポータルサイトkikka☆link~きっか・リン~」の紹介、教育委員会心の支援課からは、子ども・保護者と学校・市町村を結ぶきっかけづくりのための「コミュニケーションシート」の紹介をしました。
これらの情報がご家庭での支援や今後の選択肢の一助となりましたら、うれしく思います。
情報紹介の感想 | ・フリースクールなどの情報が得られたことも良かった |
---|
第1部の終わりに・・・
顔出しOKの方たちと、今回の保護者のつどいの記念撮影を行いました。
第1部までご参加のみなさん、ありがとうございました。
第2部・保護者交流会
同じような立場の保護者の皆さま同士が、自由に交流できる場を11グループ作りました。
皆様のお気持ちが少しでも軽くなったり、新たな気づきも得られるきっかけとなったでしょうか。
第2部の交流会は、ブレイクアウトルームを作り、お互いの安心安全を確保した中でざっくばらんにお話ができる場を提供させていただきたいという運営側の想いもあり、『長野県在住の方優先で限定50名先着順』とさせていただきました。
残念ながら参加がかなわなかった皆さま、大変申し訳ございませんでした。
交流会の感想 | ・今じんこさんやいろんな方のお悩みや今を聞いて、自分もそうだったな、そうだなと振り返ることができ、客観的に見つめることができた。 |
---|
最後に
長野県では、このような「保護者」に向けたイベントは、初の試みでもあり、手探りの中で準備を進めてきました。
第1部・第2部ともに、概ね9割の方に今回の内容について満足していただけたという感想をいただき、あらためてイベントを行ってよかったなと思っています。
また、この「保護者」のつどいに多大なるご尽力をいただいたNPO法人多様な学びプロジェクトの皆さま、イベントの進行にご協力いただきました皆さまに心より感謝します。
では、次回イベントでお会いできる日を楽しみにしています。
全体を通じての感想 | ・子どもが長くお留守番が出来ず、見ていてもらえる人もなかなかいないため、講座、講演等は参加しづらかったのですが、オンラインだったので参加できました。 |
---|
アーカイブ動画(一般公開用)はこちらです
※第1部の今じんこさんトークライブの質疑応答部分と、第2部の保護者交流会は動画に含まれていません。